2013年.常温による大型サイズ作出に挑戦!!
温度管理についてですが、専用のブリードルームや、
冷やし虫家やワインセラーを数台揃えるといった飼育管理方法は、
誰もが出来る飼育方法ではありません。
大型サイズ作出を目指すブリーダーにとって、大型血統の入手
そして餌となる菌床の選定と手配のそれらより敷居が高いように
感じます。
我が家では、2011年度から風通しの良い床下収納庫による
「常温飼育」も温度管理と並行して実施しています。
前期、今期とこれまでの、常温管理飼育状況を見るに
夏場まではほとんど問題が生じませんが問題は秋以降です。
10月以降寒暖差が激しくなるにつれどうしてもキノコが発生します。
また1月以降は10度を下回るため幼虫の喰いが止まり
成長も停止してしまうようです。
そこで来期2013年では、一歩踏み込んで、冬場の対策を課題とした
菌床と添加剤を含めた低温用菌床ボトルの検証と
温度管理については、常温とはいえ完全常温ではなく、
出来る限り温度管理に工夫を凝らした飼育管理を実施します。
大型血統のポテンシャルと、低温に適した菌床ボトルによる
夢の大型サイズを目指すその過程を、当HPにて飼育状況を随時
報告していきたいと思います。